大会の歴史

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第八回)

◇第八回大会優勝 丸山大輔◇

第8回 優勝 丸山 大輔プロ 震災復興のために、がむしゃらだった。初日3アンダー69の首位でスタートした最終日も、集中力は途切れなかった。スコアを2つ伸ばして前半を折り返すと勢いはさらに加速。最終的に8アンダーまでスコアを伸ばして通算136でホールアウト。2位に5打差をつける圧勝だった。
 被災者を思いやり、派手なパフォーマンスはない。ただ早期復興を願うばかりだった。大会前に「優勝して賞金全額寄付する」いう誓いを立てた。「今大会は絶対頑張ろうと思っていた。優勝できて本当に良かった」。優勝で得た賞金100万円を被災地に届けることがかない、胸をなでおろした。
 丸山も千葉で被災した。液状化現象に襲われた浦安市の自宅マンションは断水が続き、妻真矢さんもいまだ実家の京都に帰省している。14日に開幕する東建ホームメイトカップでも発奮するつもりだ。昨年はプレーオフの末、小田孔明に敗れて苦い思いをした。「悔しかったですね。今年は賞金ランキング15位が目標。北九州オープンの優勝は励みになる」。リベンジはもちろん、プレーで日本を元気にしてみせる。

◇第八回大会ベストアマチュア 小林丈大◇

第8回 ベストアマチュア 小林丈大選手 ホームコースを知り尽くす小林がプレーオフで勝負強さを発揮した。ホールアウト後に成松と4オーバーの同スコアでプレーオフに突入することを知ると、がぜん奮い立った。舞台は9番パー4。1発で勝負を決めた。北九州オープンでは08年の5回大会で九州トップアマの大倉をプレーオフで撃破して以来、2度目となった。「小さいころからラウンドしているコースでのベストアマをうれしく思います」と声を弾ませた。
 東日本大震災時、オーストラリアのゴルフ合宿中で震災を免れた。だが、東福祉大の寮は部屋のドアが開かないほどの被害を受けた。情報を得るにつれ、人ごとではないと感じたという。帰国後、仙台市には戻っておらず不安も抱えるが「東北代表」として負けるわけにはいかなかった。
 「まだ練習できる環境ではないと思いますが、ボランティアなどもしてできることをしたい。少しでも力になりたい」。今年目標とする日本アマ、日本学生は上位入賞も必ず果たしてみせる。

第八回北九州オープンゴルフトーナメントの記録(九州ゴルフ倶楽部八幡コース)

スコア 順 位 選手名 所 属 通算打数
-8 1 丸山 大輔 アイ・テック 136
-3 2 白潟 英純 九州八幡 141
-2 3 広田 悟 トーシン 142
    S・K・ホ フリー 142
    日下部 幸之助 福岡セヴンヒルズ 142
    小田 龍一 misumi 142
-1 7 佐藤 祐樹 熊本空港 143
    日高 将史 いしうけゴルフ 143
    横尾 要 EH 143
    宮里 優作 フリー 143
    上井 邦浩 三好 143
0   岩田 寛 フリー 144
4 12 ★小林 丈大 九州八幡 148
  30 ★成松 亮介 JGA 148
5 37 ★野上 英司 ミッションバレー 149

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第七回)

◇第七回大会 小田龍一◇

第7回 優勝 小田龍一プロ初日から好調のバッティングが最終日もさえた。初日は3パットがなく、長い距離も決めるなど手応えを感じていたが、この日も安定していた。勝因について「11番で長いパーッパトを決めたのが大きかった」11番パー4で下りからのスライスラインを読み切り、6メートルを沈めて波に乗った。その後もリズムを崩すことなく、15番パー4で単独首位に立つと、そのままの勢いで初優勝をつかみとった。
 昨年、日本オープンで石川遼との死闘を制し、メジャー初優勝を果たした。その自身がプレーに表れている。「オフに特別な練習などしていない」というが「日本オープン後、まだまだですが自分のスイングができるようになってきた。結果を求めず、自分のゴルフをするよう心がけるだけです」と意気込んだ。今季開幕戦の東健カップに弾みをつける1勝となった。

◇第七回ベストアマチュア 時松源蔵◇

第7回 ベストアマチュア 時松源蔵選手 アマチュアの部では高校2年生の時松源蔵が制した。最終日はアマトップと2打差でスタートしたが「スイング修正が実った」と話したショットが良く、見事逆転でのベストアマ獲得に成功した。大会前、5歳から指導を受けるトップアマの篠塚武久氏に「うち急ぐな」とアドバイスされた。初のベストアマチュアに「気をつけたのが良かったと思います」と振り返った。目標は石川遼だ。06年にカシオワールドの練習ラウンドで一緒に回り勉強になったという。3月には栃木で開催された石川遼カップで優勝し、直接表彰状を手渡された。「(石川遼と)一緒にプレーする舞台にいきたい」夢の実現への大きな一歩を踏み出した。

第七回北九州オープンゴルフトーナメントの記録(小倉カンツリー倶楽部)

スコア 順 位 選手名 所 属 通算打数
-8 1 小田 龍一 Misumi 136
-6   仲西 盛弘 玉名CC 138
-5 2 S・K・ホ フリー 139
-4 4 岩田 寛 フリー 140
-4   津曲 泰弦 千葉夷隅GC 140
-3 6 友利 勝良 サニクリーン 141
-3 7 宮里 聖志 大和地所 141
-3   池田 力 フリー 141
-3 9 宮里 優作 フリー 141
-3   伊東 長明 HEIWA 141
-3   佐野木 昌祐 ハウステンボスCC 141
1 ベストアマ ★時松 源蔵 筑紫ヶ丘CC 145
3 セカンドアマ ★坪井 卓哉 大博多CC 147
5 サードアマ ★荒川 英二 鷹羽ロイヤルCC 149
5 サードアマ ★嘉数 光倫 阿蘇GC 149

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第六回)

◇第六回大会優勝 小田孔明プロ◇

第6回 優勝 小田孔明プロ 15番を終えて首位に3人(小田・久保谷・白潟)が並ぶ混戦。「ここからが勝負だと思った」。16番で6メートルを決めてバーディ。そして17番では7メートルを沈めた。「あれで勝ったと思った」。初日の晴れの天候から一転、最終日は雨だった。「天気は全く気にならなかった。ショットも切れていたしね」。初日3アンダーも、最終日は6バーディでボギーなし。「特に修正したいところはなかった。追いかける展開だったし、スコアを伸ばしていくしかないとおもった」。天候が変わっても、小田は自分のスイングを信じた。
 大きな目標がある。表彰式のスピーチで、はっきりこう言った。「この大会は5位が最高だったので、ぼちぼちやろうかと思って参加しましたが、優勝できた。先輩方もおられる前で“あれ”ですが、今年は賞金王、いけるんじゃないかとも思っています」。少しハニカミながらも堂々の宣言だ。昨年ツアー初優勝を経験した。「春先からツアー1勝したい。常に賞金王を狙える位置にいたい」。大きな飛躍を誓うシーズン。地元福岡での「1勝目」を弾みにする。

◇第六回ベストアマチュア 中里光之介◇

ベストアマチュア 中里光之介選手 アマチュアでは石川遼の高校の後輩、中里がベストアマチュアを手にした。通算3オーバーでホールアウトした時は3打差されていたが、首位が崩れてのベストアマ獲得。「トップと3打差だったので、もう優勝はないと思ってお風呂に入っていたけれど、あがったら優勝が決まっていた」。杉並高校1年で、まだまだあどけなさが残る笑みがうれしさを表している。「東京からきたし、絶対優勝しないといけないと思っていた」。ツアープロとの2日間のラウンド。雨の中、5バーディ、4ボギーと出入りの激しいゴルフだが「いっぱい勉強になった」。一年上には目標とする石川遼がいる。「意識する先輩だし、僕もああなりたい」と身近にいる偉大な先輩に追いつけ追い越せで努力した結果が、この日の初Vにつながった。

第六回北九州オープンゴルフトーナメントの記録(門司ゴルフ倶楽部)

スコア 順 位 選手名 所 属 通算打数
-9 1 小田 孔明 フリー 135
-7 2 久保谷 健一 フリー 137
    白潟 英純 セントラルパークGC 137
-6 4 井戸木 鴻樹 小野東洋GC 138
    広田 悟 トーシン 138
-5 6 宮里 聖志 大和地所 139
    佐藤 浩司 福岡CC 139
-4 8 新留 徹 玉名CC 140
-3 9 S・K・ホ フリー 141
-3   中島 雅生 トミーカンパニー 141
3 ベストアマ ★中里 光之介 ロイヤルスターGC 147
4 セカンドアマ ★牛島 中 ミッションバレーGC 148
4 サードアマ ★野上 英司 ミッションバレーGC 148

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第五回)

◇第五回大会優勝 白潟英純プロ◇

優勝の白潟英純プロ 白潟が通算8アンダーで圧勝。同組の選手たちから握手攻めにあい、満面の笑みを浮かべた。「最高です。優勝は何度してもいいですね。励みになります。今後の競技人生を頑張りたい」と声を弾ませた。コースレコードタイ、5アンダー67の首位で迎えた最終日も果敢に攻めた。1番ミドルでバーディ発進すると勢いは止まらない。6番ロング、9番ミドルでもバーディ。アウトで3つスコアを伸ばすと、インはパープレーでまとめた。「今日はバーディ、ノーボギースタートからリードしていましたが、守りに入らず、逆に攻めていたのが良かった。2日間で1ボギー。1番のバーディで波に乗れましたね」と会心のプレーを振り返った。
今年にかける思いは熱い。去年、シード落ちの屈辱からの復活を目指し、飛距離アップのための技術的な練習を積んできた。16歳からゴルフを始めて、00年にはツアーで1勝を挙げている。シード返り咲きへ、幸先の良い初勝利となった。

◇第五回大会ベストアマチュア 小林丈大◇

ベストアマチュア 小林丈大選手 159センチの18歳が「がちんこ勝負」で九州トップアマを倒した。ベストアマの座をかけたプレーオフ1ホールの18番、小林が約2.5メートル、下りのスライスラインのバーディパットを決めると胸元で右手でガッツポーズ。その後、大倉が2メートルのバーディパットを外して、勝負がついた。初日はアマトップの1アンダー。この日はスコアを2つ落としたがトップの座を守り、九州トップアマと誰もが認める大倉とのプレーオフを倒した。「胸を借りるつもりで挑戦しました」国体出場や九州ジュニアの優勝の経験はあるが、まだ沖学園を卒業したばかり。今年から東北福祉大に進みプロを目指す。「このベストアマを自身にして、これからも頑張っていきます」北九州オープンからまた一人、新星が誕生した。
大倉は敗れたとはいえ、九州トップアマの意地は見せた。初日3打あったビハインドを追いついて決勝まで持ち込んだ。「3打差あるから追いつかないと思ったけど、結果追いついたからね。でも、プレーオフはイメージ通りいけなかった」2連覇ベストアマまであと1歩だった。

第五回北九州オープンゴルフトーナメントの記録(若松ゴルフ倶楽部)

スコア 順 位 選手名 所 属 通算打数
-8 1 白潟 英純 セントラルパークGC 136
-4 2 田中 栄二 ミッションバレーGC 140
-4 甲斐 慎太郎 フリー 140
-3 4 木島 正憲 西日本CC 141
-3 津曲 泰弦 千葉夷隅GC 141
-2 6 上田 諭尉 フリー 142
-1 7 木村 忠昭 木村建設運輸 143
-1 友利 勝良 サニクリーン 143
0 9 宮里 優作 フリー 144
0 龍 けん フリー 144
0 安川 剛志 大和染工 144
0 長谷 和宏 麻生飯塚GC 144
2 ベストアマ ★小林 丈大 九州GC八幡コース 146
2 セカンドアマ ★大倉 清 大博多CC 146
8 サードアマ ★方志 憲二 周防灘CC 152

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第四回)

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第三回)

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第二回)

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第一回)