大会の歴史

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北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第二十回)

◇第20回大会優勝 武藤俊憲(フリー)◇

◇第20回大会優勝 武藤俊憲(フリー)◇雨の3ホール目バーディー 武藤初V 最終日は雨と濃霧で中止・・・異例4人でプレーオフ
武藤俊憲(46=フリー)がプレーオフ(PO)決着で初優勝を果たした。最終日は雨と濃霧の影響で中止となり、大会初日に6アンダーで並んだ嘉数光倫(34)清水大成(25)野上貴夫(52)の4人でPO。雨中の短期決戦で勝負強さを発揮。3ホール目の9番パー3でバーディーを奪って熱戦に終止符を打った。ベストアマには山下竜弥(19)、ベストシニアには野上が輝いた。競技が18ホールに短縮されたため、規定により賞金は当初の80%となり、武藤は240万円を手にした。

「最初は我慢比べ」
歓喜の瞬間を迎え、最後はトッププロとしての振る舞いだった。武藤は大会初優勝を決定づけ、力強く右こぶしを天に突き上げた。「絵的に(ガッツポーズ)しないといけないでしょ。もちろんうれしいですけど、我々はスポーツなので、いいプレーで見せることはそうですし、優勝して見に来てるお客さんにも楽しいと思ってもらわないといけない」と責任感を口にする。その姿にギャラリーからは「おめでとう!」の祝福の声が飛び、大きな拍手も送られた。
「それが一番うれしい。これは優勝した人じゃないと分からない」。王者しか味わえない余韻に浸った。
異例の短期決戦だった。決勝ラウンドはあいにくの降雨、濃霧で中止に。大会初日に6アンダーで並んだ4人によるPO決着となった。46歳のベテランも「4人でのプレーオフ・・・。僕は経験ないですね」と苦笑い。「とりあえず最初は我慢比べ」。ボギーだけは命取り。1、2ホール目はパーで耐えた。

「潮の目が変わる」
1人が脱落し、三つどもえとなった3ホール目だ。ピンポジションが変わり、「潮の目が変わる」と武藤は確信した。約13ヤード距離が短くなり、4番アイアンから5番にスイッチ。ティーショットでピンそば2メートルと絶好の位置につける。ライバルの2人はグリーンを外した。優勝への舞台は整い、最後は冷静に会心のバーディー。雨中の決戦にけりをつけた。「ここしかないのを一撃で仕留めた気分ですね」と上機嫌だった。
次戦は国内男子ツアーの開幕戦、東建ホームメイトカップ(28日~31日、三重)に出場する。「久しぶりにいいゴルフになってきた。自分に期待しています」。第20回の記念大会でもあった北九州オープンを制し、19年パナソニックオープン以来のツアーVに向けて、大きな弾みとなった。

◆武藤俊憲(むとう・としのり)1978年(昭和53)3月10日、群馬県出身。高校から本格的にゴルフに取り組み、01年にプロ転向し、06年マンシングウェアオープンKSBカップで初優勝。これまでツアー通算7勝。 173センチ、78キロ。血液型O型。

<清水 チャンス逃しV逸>
清水はプレーオフ2ホール目のバーディーチャンスを逃して肩を落とした。ティーショットをピン右5メートルにつけたが、パットは左に抜けた。「カップ1つスライス、と思って打ったけど、ほぼまっすぐでしたね。グリーンが重くなっていたのでしょう。最近は調子も悪くない。今年は賞金ランク5位以内を目標に頑張ります」。優勝は逃したが、ツアー開幕戦に向けてはずみをつけた。

<プロの部プレーオフで敗退した嘉数>
何度も参加している大会で、過去最高の成績が残せたことは満足できたし、自信にもなります。これからも集中力を切らさずに、練習していきたいと思う。

<野上 52歳大奮闘!!>
野上が、ベストシニアに輝いた。「シニアの選手の中では一番をもらえた。今回は自分をほめてあげたい」と納得の表情。4人によるプレーオフは9番パー3、2ホール目にティーショットが右奥へそれて脱落。それでも、大会初日は7バーディー、1ボギーの66で首位タイ発進。若手有望株の台頭も目立ち「一緒に(ラウンドを)回ると刺激しかないです」と言う今年52歳のベテランが大奮闘の活躍だった。「若手に入ってプレーオフまでいけた。ゴルフの内容も良くなってきて、満足ですよね」と充実感を漂わせた。

◇第20回ベストアマチュア  山下竜弥(ザ・クラシックGC)◇

◇第20回ベストアマチュア  山下竜弥(ザ・クラシックGC)◇こちら3人でプレーオフ 山下がアマ頂点
1ホールで決着「手が震えた」

山下は、緊迫した雰囲気に手が震えていた。ベストアマをかけた3人でのPO。「ティーを刺す時から手が震えた。結構、緊張していました」。自身初めてのPOでもあり、表情もこわばる。そんな状況にも「打つ時は何も考えずに」とフラットな気持ちで臨んだ。
9番パー3。ティーショットでグリーンを捉える。2打目のロングパターで距離を縮め、最後は冷静にパーを沈めた。1ホール目で勝負あり。「よし!」と両手で力強くガッツポーズ。初の決勝ラウンド進出でアマ選手の頂点に立った。
先週の東急大分オープンではアマ4位。新スタイルに確かな手ごたえを感じる好成績だった。「今まで攻めにいくゴルフをしていた」。以前は2オンを意識した強気なゴルフを持ち味とし、ドライバーを振り回していた。ただ、スコアに波が生じる。安定した成績を残せなかった。トッププロを見ても「無理な時はきざんでいる。プレースタイルをシンプルに変えた」と攻めの姿勢にも、無難さも求めるようになった。
大会初日は3バーディー、2ボギーの1アンダーで首位タイ発進。今シーズンへ自信もつかんだ。「今年は勝負かなと思っている。いいスタートが切れた」とさらなる飛躍を見据える。

◆山下竜弥(やました・りゅうや)2004年(平成16)7月21日、長崎県諫早市生まれ。小6でゴルフを始める。福岡・沖学園から日本経大に進学。ベストスコアは64。目標にする選手はジョン・ラーム。
好きなクラブはドライバー。好きな芸能人はお笑いコンビのチョコレートプラネット。180センチ、105キロ。

<中野 OB万事休す>
2大会連続のベストアマを狙った中野はあと1歩届かなかった。プレーオフ1ホール目、1番手で打ったティーショットがOBで万事休す。「4番アイアンで抑え気味に打とうと思ったのですが・・・。引っかかりました。まあ、仕方がないです。今年はプロテストに挑戦します」。来年の大会はプロの部で挑戦する。

<アマの部プレーオフで敗退した後藤>
惜しかったけど結果なので仕方ないです。今の自分は他の選手と比べて飛距離がたりない。トレーニングを積んで飛ばすパワーを身につけようと思います。

第二十回北九州オープンゴルフトーナメントの記録
(九州ゴルフ倶楽部 八幡コース)

スコア 順位 選手名 所属 通算打数
-6 1 武藤 俊憲 フリー 66
-6 2 清水 大成 ロピア 66
-6 嘉数 光倫 エナジック 66
-6 野上 貴夫※ ホームテック 66
-5 5 比嘉 一貴 フリー 67
-5 宮里 優作 フリー 67
-4 7 蛭川 隆 フリー 68
-4 出水田 大二郎 TOSS 68
-4 上井 邦浩 三好CC 68
-4 小田 孔明 フリー 68
-4 青木 尉 福岡センチュリーGC 68
-3 12 三重野 里斗 T・hearts 69
-3 藤島 晴雄 進電グループ 69
-3 細野 勇策 三共グループ 69
-2 15 坂本 隆一 くまもと中央CC 70
-2 小浦 和也 NEXTEP 70
-2 時松 隆光 ロピア 70
-2 阿久津 未来也 フリー 70
-2 寺西 明※ 安原HD 70
-2 林田 卓也 うし大臣 70
-2 出利葉 太一郎 フリー 70
-1 22 石﨑 真央 エピクルー 71
-1 ベストアマチュア 山下 竜弥@ ザ・クラシックGC 71
-1 藤本 直樹 芥屋GC 71
-1 長田 真矩 ソループ 71
-1 木下 康平 フリー 71
-1 増田 伸洋※ フリー 71
-1 小鯛 竜也 フリー 71
-1 岩田 寛 フリー 71
-1 藤田 寛之※ 葛城GC 71
-1 セカンドアマチュア 中野 惠將@ 北九州CC 71
-1 白潟 英純※ 九州GC八幡コース 71
-1 サードアマチュア 後藤 颯太@ 東海大九州 71

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第十九回)

◇第19回大会優勝 阿久津未来也(フリー)◇

◇第19回大会優勝 阿久津未来也(フリー)◇プロ7年目の恩返し 阿久津初V
日大ゴルフ部OBの阿久津未来也(28=フリー)がうれしい大会初優勝を飾った。首位と1打差の3位から6バーディー、1ボギーの67で回り、通算10アンダーで大混戦を逆転して制した。大学の先輩で、今大会の実行委員長を務める尾家清孝氏(64)から公私ともに面倒を見てもらった男が、プロ7年目の恩返しVで報いた。ベストシニアには田村尚之(58=ダイクレ)が、ベストアマには中野惠將(北九州CC)が輝いた。

10アンダー大逆転
初優勝を飾った阿久津は、日大ゴルフ部の尾家大先輩と一緒に満面の笑みで表彰式の記念撮影に応じた。「尾家先輩にお世話になっていたので恩返しできた」。日大時代の16年に日本学生を制し、同年プロに転向した。日本プロ新人選手権優勝と華々しい滑り出しも、ツアー未勝利。本来の実力を発揮できていない男が、勝利の美酒に酔った。

神様が見てくれた
プロ7年目の男に目をかけてくれたのが尾家氏だった。関東出身で現在は神戸を拠点に活動する阿久津は、23日から4日連続で尾家氏と夕食をともにし、前夜は焼き肉で励まされた。
優勝争いを意識した残り3ホールから、緊張感も徐々に高まってきた。「最終日の優勝争いは経験がないのでアプローチとかでは手が震えました」。17番パー4では下りのフックラインを見事に読み切りバーディー。10アンダーで単独トップに立つと最後18番も下り2メートルのスライスラインでパーを拾って混戦を制した。「17番、18番パットで手が動いてくれた。神様が見ていてくれた」としみじみ語った。日大ゴルフ部の若手の桂川や岩崎らの活躍も刺激になっている。「300ヤード飛ばすすごい後輩がいるが負けられない。自分の生命線はパッティング。昨年はバーディー数も少なかったので高いレベルを保てるようにしたい」。次戦は国内男子ツアー開幕戦となる東建ホームメイトカップ(30日開幕)。北九州の地で栄冠を勝ち取り、勢いをつけた阿久津が日大ゴルフ部の先輩の意地を見せるつもりだ。

◆阿久津未来也(あくつ・みきや)1995年(平成7)3月17日、栃木県生まれ。3歳でゴルフを始め、16年に日大で日本学生優勝。同年プロ転向し、日本プロ新人選手権優勝。最高位は18年日本プロ6位。ツアー自己ベスト64.180センチ、72キロ。得意クラブはパター。

<坂本隆一2位タイ>
初優勝を狙った坂本隆一は、最後まで食らいついたが1打及ばず2位タイに終わった。最終18番のパー3は、ピン上約2メートルにつけたが、スライスラインを読み切れずパー。プレーオフに持ち込めなかった。「少し弱かったですね・・・。初めての最終日の最終組で朝からかなり緊張していた。でも、最後まで優勝争いができたのはいい経験になった」。敗れたが力を出し切りさばさばした表情だった。

<優勝争いを演じるも通算7アンダー6位タイの山田大晟>
後半14番からの3連続ボギーが痛かった。でも来週のツアー開幕戦に向けて、いい緊張感の中で試合ができたことが収穫。

<通算6アンダー9位タイの時松隆光>
パットを決めるところで決められなかったので上位にいけなかった。(国内ツアー開幕戦に向けて)ショットは落ち着いている。あとはパターのかみ合わせ。

◇第19回ベストアマチュア 中野惠將(北九州CC)◇

◇第19回ベストアマチュア 中野惠將(北九州CC)◇ベストアマチュア中野惠將「初めてのベストアマ」
東海大九州の中野惠將が、粘りのゴルフでベストアマをつかんだ。「初めてベストアマを取れてうれしいと思っています」。表彰式のスピーチで声をはずませた。
1オーバーで出た最終日は3バーディー、3ボギー。アマの上位陣がスコアを落とす中、イーブンで踏みとどまった。「アプローチは割と寄せられた」。圧巻は14番パー4。1打目を右の林に打ち込むトラブルもあこがれのタイガー・ウッズばりに2打目でスライスをかけて放ったショットがベタピンの50センチ。楽楽バーディー奪取で窮地を脱した。この日は時松と同組だったが、150ヤード以内のトッププロのショットに驚いた。「アイアンの精度がスゴイ。ほとんどピンを刺していた」と刺激も受けた。
「大学で一番成績を残さないといけない学年。日本アマと日本学生でトップ5入りが目標です」4月から3年生。さらなる飛躍を誓っていた。

◆中野惠將(なかの・けいしょう)2002年(平成14)5月22日、福岡県飯塚市生まれ。父と祖父の影響で10歳からゴルフを始める。嘉穂高から東海大九州に進学。22年日本学生選手権で13位タイ。ベストスコアは67。好きな選手はタイガー・ウッズ。好きなクラブは8番アイアン。170センチ、75キロ。血液型A。

第十九回北九州オープンゴルフトーナメントの記録
(門司ゴルフ倶楽部)

スコア 順位 選手名 所属 通算打数
-10 1 阿久津 未来也 フリー 134
-9 2 坂本 隆一 くまもと中央CC 135
-9 出水田 大二郎 TOSS 135
-8 4 大堀 裕次郎 フリー 136
-8 上村 竜太 セガミック 136
-7 6 黒木 紀至 UMKテレビ宮崎 137
-7 清水 大成 ロピア 137
-7 山田 大晟 相模原GC 137
-6 9 時松 隆光 ロピア 138
-6 和田 章太郎 フリー 138
-6 小浦 和也 NEXTEP 138
-6 田村 尚之※ ダイクレ 138
-5 13 重永 亜斗夢 ホームテック 139
-5 片岡 大育 Kochi黒潮CC 139
-5 森 雄大 伊都GC 139
-5 長野 泰雅 福岡地行 139
-4 17 稲森 佑貴 国際スポーツ振興協会 140
-4 嘉数 光倫 エナジック 140
-4 木下 康平 フリー 140
-4 小田 孔明 フリー 140
-3 21 樫原 大貴 IFP 141
-3 田中 大心 広島CC 141
-3 秋吉 翔太 ホームテック 141
-2 24 成冨 晃広 フリー 142
-2 北村 晃一 ダック技建 142
-2 竹谷 佳孝 A・M・S 142
-2 福山 朝也 フリー 142
-2 武藤 俊憲 フリー 142
-2 蛭川 隆 セガミック 142
-2 横田 真一※ ELPA 142
-2 永野 竜太郎 フリー 142
-2 仲村 譲二 フリー 142
+1 ベストアマチュア 中野 惠將@ 北九州CC 145

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第十八回)

◇第18回大会優勝 堀川未来夢(Wave Energy)◇

◇第18回大会優勝 堀川未来夢(Wave Energy)◇激闘プレーオフ5ホール 選手会副会長の意地 堀川V「女子に人気で劣っているところがあるが男子プロのすごさを友人に伝えていただければ」
昨年賞金ランク7位の堀川未来夢(みくむ、29=Wave Energy)が、プレーオフ(PO)5ホールの激闘を制して初優勝した。首位と3打差3位発進だった。だが、オフに取り組んだスイング改善の効果で8バーディー、1ボギー65と猛追し、通算12アンダーで比嘉とのPOに突入。勝利して、ジャパンゴルフツアー選手会副会長の意地も見せた。ベストアマには、至誠館大3年の吉本翔雄(21)が輝いた。

3打差3位から
堀川が、選手会副会長の意地を見せてプロ2回目というPOの激闘を制した。
17番パー4、18番パー4の繰り返しで行われたPOは、5ホール目となった17番で勝負がついた。オフから磨いてきた精度の高いショットで2オン2パットの堀川に対して、比嘉がパーパットを外して決着。優勝の瞬間、堀川は笑顔を見せて、比嘉と握手した。
優勝スピーチでは「女子に人気で劣っているところがあるが、男子プロのすごさ、素晴らしいショットを感じ、友人に伝えていただければ、男子ツアーも盛り上がる」。副会長としての責任もしっかり九日した。

賞金ランク7位
第1日は雨風もあり、初めてラウンドしたコースの攻略に苦しんだ。しかし、首位と3打差3位で発進した最終日は、きっちり修正。正確なショットを武器に、昨年賞金ランク7位の貫録を示した。8バーディー、1ボギーの65。16番パー3のバーディーで追いつき、POに持ち込んだ。「オフから取り組んだスイングが思ったよりできている。自信がついた」と、収穫のラウンドとなった。
ただ、改善していくべきポイントも残っている。「パッティングはまだ課題がある。今は3(割程度)。不安がある」と、ツアー開幕に向けて整えていく。
今季の目標は「まず1勝」と謙虚だ。だが、最終的には「(賞金ランク)5位以内に入れたら大満足な年になる」と、過去最高成績を見据えている。

◆堀川未来夢(ほりかわ・みくむ)1992年(平成4)12月16日、神奈川県生まれ。厚木北-日大卒。プロ転向は14年。19年日本ツアー選手権初優勝。20年フジサンケイクラシックではPOの末、星野陸也に敗れた。21年カシオワールドオープンで通算2勝目。176センチ、84キロ。

〇首位スタートも 比嘉
ツアー2勝の比嘉はPOの末、力尽きた。8アンダー首位でスタートした。だが、「ティーショットが不安。うまく打てない」と、ショットが不調。POの5ホール目は短いパーパットを外して敗れた。この日のティーショットは「気持ちが悪いと思い、打っていた」といい、最後まで波に乗れなかった。

「攻めて」完全燃焼 優作
首位と5打差で出た宮里優作(41=フリー)が、逆転Vこそならなかったものの意地を見せた。前半5バーディーで8アンダーとスコアを伸ばし優勝争いに加わった。しかし、後半10番パー4でティーショットが木に当たってOBとなり、ダブルボギーで失速した。「出入りの激しいゴルフで後半は別人だった。(10番のOBは)攻めていった結果なので仕方ない」。この日68の通算7アンダーで終え、完全燃焼の様子だった。

◇第18回ベストアマチュア 吉本翔雄 (至誠館大)◇

◇第18回ベストアマチュア 吉本翔雄 (至誠館大)◇吉本ベストアマ 「目標通りできたノーボギー」
初出場の吉本翔雄(しょうた、21=至誠館大3年)が、ベストアマに輝いた。「うれしいです。今日はノーボギーで回ることをテーマにしていたので目標通りできた」。日焼けした頬を真っ赤にし、あどけない笑顔を見せた。
天候不順の第1日はイーブンでしのぎ、この日は4バーディー、ノーボギー68の4アンダー。今年、プロテストを受験予定で「来年はプロで活躍したい。プロではノーボギーが大事なので」と結果にも大満足の様子だった。熟知したコースでノーボギーを演出したパット数は29。「今日はパターが良かった。ショットも暴れることなく練習ラウンド7回の効果が出た」。あこがれの稲森プロばりに、次の一打で狙いやすい場所を考えながら、ボールを置いていく作戦が奏功した。
香川・丸亀市出身で中学時代は週5回うどんを食べたという無類のうどん好きが”コシ”の入った力強いスイングで栄冠を手繰り寄せた。

◆吉本翔雄(よしもと・しょうた)2000年(平成12)6月30日、香川県丸亀市生まれ。父親の影響で3歳からゴルフを始める。寒川高から至誠館大に進学。昨年、中国アマで優勝。好きなプロゴルファーは稲森佑貴。ドライバーの飛距離は280ヤード。得意クラブは8番アイアンとパター。167センチ、65キロ。血液型O。

第十八回北九州オープンゴルフトーナメントの記録
(小倉カンツリー倶楽部)

スコア 順位 選手名 所属 通算打数
-12 1 堀川 未来夢 WaveEnergy 132
-12 2 比嘉 一貴 フリー 132
-9 3 藤島 晴雄 進電グループ 135
-8 4 上村 竜太 セガミック 136
-8 呉 司聡 フリー 136
-8 嘉数 光倫 エナジック 136
-8 稲森 佑貴 国際スポーツ振興協会 136
-8 田中 大心 広島CC 136
-7 9 久常 涼 SBSHD 137
-7 西脇 まあく 葛城GC 137
-7 岩田 寛 フリー 137
-7 宮里 優作 フリー 137
-7 香妻 陣一朗 国際スポーツ振興協会 137
-6 14 中道 洋平 福岡雷山GC 138
-6 細野 勇策 フリー 138
-6 成松 亮介 ザ・クイーンズヒルGC 138
-6 菊田 奨 フリー 138
-6 石塚 祥利 芥屋GC 138
-5 19 藤田 寛之※ 葛城GC 139
-5 安浦 一輝 阪奈CC 139
-5 北村 晃一 ダック技建 139
-5 小林 正則 フリー 139
-5 片岡 尚之 フリー 139
-4 24 日高 将史 フリー 140
-4 重永 亜斗夢 ホームテック 140
-4 吉本 翔雄@ 至誠館大学 140
-4 加藤 龍太郎 フリー 140
-4 中島 邦宏 ホームテック 140
-4 清水 大成 ロピア 140
-4 時松 隆光 ロピア 140

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第十七回)

◇第17回大会優勝 北村晃一(ダック技建)◇

◇第17回大会優勝 北村晃一(ダック技建)◇北村晃一(36=ダック技建)がプレーオフを制して、
9年ぶり2度目の優勝を果たした。

4バーディー4ボギーのパープレーでしのぎ、プレーオフは1ホール目でバーディーを決めて決着。25日の山口オープンに続いての連続Vを手にした。コロナ禍の影響で昨年は延期となったが、無観客で行われた今大会で我慢のゴルフを演じた。

「99%負けたと」
我慢のゴルフだった。じっと、耐えて耐えて、最後の最後に栄冠をつかんだ。プレーオフ1ホール目の18番ロングのグリーン。北村のイーグルパットはカップを過ぎたが、難なくバーディーを奪った。優勝を争った時松隆光(27=筑紫ヶ丘)とグータッチをして、健闘をたたえ合った。「プレーオフは弱気なところをみせるとダメ。イーグルを決めるつもりでパットした。入れて優勝を確定させるつもりだった」。優勝への強い気持ちが天に通じた。

最終バーディー
1度は優勝を諦めた。秋吉翔太(30=ホームテック)が猛チャージでトップに躍り出て2打差をつけられた。「99%負けたと思った」。しかし秋吉が16番でOBをたたくなどトリプルボギーで失速。それを知ったのは18番のセカンド地点だった。「18番グリーンにあるボードの一番上が秋吉ではない。時松になっている。バーディーでプレーオフに持ち込める」と勇気が生まれ、2オンに成功しバーディーを奪った。「なんとか2位争いで勝とうと思って粘ったのが良かった」。転がり込んできたチャンスをしっかりものにした。
23,24日の山口オープンに次いで中2日で臨んだ今大会で連続優勝をつかんだ。「グリップを昔の形にして少しよくなった」。右親指を立てる形にしていたが「気持ち悪かった」と野球のバットを握るように戻してショットが安定するようになった。
優勝のあいさつで力強く言った。「昨年からのコロナの影響で我々ゴルファーは試合がなくなった。今大会のような研さんの場があることに感謝しなければなりません。前回の今大会優勝はこの若松ゴルフ倶楽部でした。これを弾みに、ツアーで勝利できるように頑張りたい」。コロナ禍で苦しむ状況とこの日のゴルフが重なった。北村にまた大きな自信が生まれた。

◆北村晃一(きたむら・こういち)1985年(昭和60)1月20日、神奈川県生まれ。桐光学園から中大に進学。22歳から競技を始め、09年プロテスト合格。ツアー外競技の12年北九州オープンでプロ初優勝。今大会は2度目の優勝。得意クラブはパター。趣味はカラオケ。弁護士でタレントの北村晴男弁護士の長男。170センチ、72キロ。

〇好機に時松ミス
時松がプレーオフで敗れて優勝を逃した。最終18番ロングでバーディーを決めてプレーオフに進出。しかし、プレーオフ1ホール目でティーショットのミスが響いて敗れた。上位が崩れて転がり込んだチャンスにも「プレーオフになると思わなかった。気持ちの切り替えができなかったからでしょうね」と唇をかんだ。

◇第17回ベストアマチュア 吉田京介(中津CC)◇

◇第17回ベストアマチュア 吉田京介(中津CC)◇16歳吉田ベストアマ 首位と1打差3位タイ
16歳のあどけなさが残る吉田が、優勝争いを演じて初のベストアマを手にした。第1日を首位と3打差でスタートし、最終日は2バーディー2ボギーのイーブンでまとめた。上位がスコアを伸ばせない中、自分の力を出し切った。「トッププレーヤーとラウンドさせてもらい、いい勉強となりました」。アマチュアながら、トップと1打差の3位タイと最高の結果を出した。
18番を悔やんだ。「ティーショットで力いっぱい振ってしまって、右のバンカーに入れてしまった。まだまだマネジメントできない」。最終日は6番、14番でバーディーを奪うもそれぞれ続く7番、15番でボギーをたたくなど、波に乗れなかった。「プロと回って刺激を受けたことを生かしたい。今年は日本アマで4日間プレーすることが目標です」。大分・中津出身の通信制代々木高1年の大器が、今年は全国へと羽ばたく。

〇寺西55歳飾れず
55歳の誕生日が最終日となった寺西は、優勝にあと1歩及ばなかった。最終18番でバーディーを決めればプレーオフ進出だったが、パットはカップをかすめてしまった。「仕方ないですね。ドライバーがひどかったので、どうしようもなかった」。第1日は2位と3打差をつけての首位でスタートしたが、3つスコアを落とした。「コロナ禍でも、みんなでゴルフを盛り上げようというムードが九州にはある。関西でもこんな大会をやりたい」と振り返っていた。

〇〈元ソフトバンク、巨人の投手、森福允彦にキャディーを務めてもらった秋吉は、トップと1打差の3位タイに終わり〉
知人を通じてお願いした。バッグを担いでもらったし大変な思いをしたと思う。勝ちたかったけど、終盤のミスが痛かった。

第十七回北九州オープンゴルフトーナメントの記録
(若松ゴルフ倶楽部)

スコア 順位 選手名 所属 通算打数
-4 1 北村 晃一 ダック技建 140
-4 2 時松 隆光 筑紫ヶ丘GC 140
-3 3 坂牧 優太 結樹工業 141
-3 中島 邦宏 ホームテック 141
-3 照屋 佑唯智 まる 141
-3 吉田 京介@ 中津CC 141
-3 秋吉 翔太 ホームテック 141
-3 寺西 明※ 安原HD 141
-2 9 比嘉 一貴 フリー 142
-2 貞方 章男 アイダ設計 142
-2 出水田 大二郎 TOSS 142
-1 12 永野 竜太郎 フリー 143
-1 黒木 紀至 UMKテレビ宮崎 143
-1 重永 亜斗夢 ホームテック 143
-1 小西 奨太 小樽CC 143
-1 小林 正則 フリー 143
-1 成冨 晃広 フリー 143
0 18 高山 忠洋 スターツ 144
0 今井 陽介 R.E.WORKS 144
0 稲森 佑貴 国際スポーツ振興協会 144
+1 21 宮里 優作 フリー 145
+1 すし石垣 悠プロダクション 145
+1 小田 孔明 プレナス 145
+2 24 永井 直樹 フリー 146
+2 白潟 英純※ 九州GC八幡コース 146
+2 諸藤 将次 ディライトワークス 146
+2 横尾 要 フリー 146
+2 増田 伸洋 フリー 146
+2 大冝見 賢人 中田会館 146
+2 池村 寛世 ディライトワークス 146

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第十六回)

◇第16回大会優勝 貞方章男(アイダ設計)◇

◇第16回大会優勝 貞方章男(アイダ設計)◇貞方 得意プレーオフ制し国内初V
15年以来「シード権奪還へ頑張っていきたい」

米国仕込みの貞方章男(39=アイダ設計)が国内初勝利で、日本男子ツアーシード復帰へ弾みをつけた。通算5アンダーで並んだ日高将史(32=フリー)とのプレーオフ(PO)を制した。米国ゴルフ留学などを経て08年から日本ツアーに参戦。15年を最後に8年間で7シーズン保持したシード権奪還に燃えており、自信の大会初Vとなった。

ライン読み完璧 10番会心パット
15年以来の日本ツアーシード奪還を目指す貞方が、日高とのPOをひとホール目で制し国内初優勝を飾った。迎えた10番パー5。3打目のミスショットでグリーンを外した日高に対し、ピンから約1メートルに3オン。フックラインを読み切り「ズルズル行きたくなかったので、このバーディーは絶対入れようと思い打った」という気合のバーディー奪取だ。「自分の中で今シーズンにつながるパッティングになった」と声を弾ませた。
5アンダー首位タイ発進の最終日。強風の影響もあり、前半は「攻めようと何度も思ったが、風が難しく、自分が苦しいならみんな苦しいだろう」と慎重を期しイーブンターン。後半も「リスクは負わずプレーしようと思った」とパープレーでしのいだ。結果、18番パー4で追いつかれ5アンダーで並ばれたが「ジュニア時代は何度も勝っている」というPOに自信はあった。
14歳で米国にゴルフ留学し米国ツアーなども経験している。08年から参戦する日本ツアーでは8年で7シーズンのシードを保持した。だが近年は成績が低迷。それでも昨年のQT(予選会)15位で今年開幕戦から前半のツアー出場権を得た。
生涯獲得賞金は約1億7000万円だが、久々に手にした今大会の優勝賞金200万円に「うれしい。試合経費の足しになれば」と感謝だ。今季を見据え「シード奪還へ向けて頑張っていきたい」。POでの大会初Vを励みにする。

◆貞方章男(さだかた・あきお)1979年(昭和54)4月24日、奈良県生まれ。ゴルフは12歳から始める。14歳で米国へゴルフ留学。米フロリダ州のゴルフアカデミーを経て03年から米ツアー参戦した。アジアンツアーなどを経て08年からは日本男子ツアーに出場し、12年KBCオーガスタ2位が最高位。得意クラブはアイアン。174センチ、70キロ。血液型O。

〇日高2位「もったいない」
POで敗れた日高だが意地は見せた。首位と1打差で迎えた18番。「エッジ付近から10メートルの下りスライスだった」という難しいラインを決め土壇場で並び、POに持ち込んだ。それでも過去1勝1敗だったという3度目のPOに敗れ「負けて悔しい。もったいなかった」。昨年QT16位で獲得したツアー参戦でリベンジしてみせる。

◇第16回ベストアマチュア 古川雄大(大博多CC)◇

◇第16回ベストアマチュア 古川雄大(大博多CC)◇5月九州アマ連覇へ弾み 古川ベストアマ
古川が2度目の挑戦でベストアマに輝いた。初タイトル獲得で、5月に行われる九州アマの2年連続3度目優勝に手応えを得た。
首位と3打差でスタートした最終日。「アマの部で出ているので攻めるしかなかった」と攻めたが、無理して攻める「粗削り」な部分が出て2オーバー。それでも宮里優らと同組のラウンドに「トッププロと回り自分のゴルフに自信がつきました」と前を向いた。
この日もプロがてこずる強風だった。だが武器にするフェード系のショットで善戦したことが大きい。一方「グリーン周りのプレーなど、もっと引き出しが必要」と課題も感じている。大学4年生になる今季。日本アマやQT挑戦も掲げており、多くの収穫を糧に飛躍する。

〇伊澤特別枠ベストシニア 賞金王目指す
51歳の伊澤が特別枠でプロのベストシニアに選ばれた。5オーバーからのスタートも、最終日は71とスコアを伸ばし「1アンダーでいいプレーができた」。今年は「シニアの賞金王を目指してやっていきたい」と言い、2戦目から出場予定のシニアツアーへ闘志を燃やした。

〇〈昨年は日本オープン優勝などで賞金ランク3位に輝いた稲森は4オーバーの25位タイに〉
ツアー開幕戦から出ますが課題だらけ。パッティング、セカンドショットは永遠の課題です。もう少し極めないと。今年はツアー2勝が目標だが、今の調子では厳しい。

〇〈初参加の日本男子ツアー通算18勝で12年賞金王の藤田は通算2アンダー3位タイで終え〉
この時期に試合ができるのは、ありがたい。ショットやパットに課題が多々あるが、また見つかりました。今年50歳になるが、どこまでやれるか、しばらくはレギュラーツアーに挑戦したい。おっさんがどこまでやれるのかを。

第十六回北九州オープンゴルフトーナメントの記録
(九州ゴルフ倶楽部八幡コース)

スコア 順位 選手名 所属 通算打数
-5 1 貞方 章男 アイダ設計 139
-5 2 日髙 将史 フリー 139
-2 3 藤田 寛之 葛城GC 142
-2 関藤 直煕 フリー 142
-1 5 照屋 佑唯智 まる 143
0 6 諸藤 将次 ディライトワークス 144
0 古川 雄大@ 大博多CC 144
+1 8 額賀 辰徳 フリー 145
+1 香妻 陣一朗 フリー 145
+1 黒木 紀至 UMKテレビ宮崎 145
+2 11 福永 安伸 UMKテレビ宮崎 146
+2 和田 章太郎 ディライトワークス 146
+2 横尾 要 フリー 146
+2 園田 謙介 プレイス不動産販売 146
+2 重永 亜斗夢 ホームテック 146
+2 関 凌之介 宮崎レイクサイドGC 146
+2 宮里 優作 フリー 146
+3 18 中道 洋平 福岡雷山GC 147
+3 北村 晃一 ミッションバレーGC 147
+3 杉本 エリック 加賀電子 147
+3 森 正尚 芥屋GC 147
+3 永野 竜太郎 フリー 147
+3 平本 穏 アイディオー 147
+3 上井 邦裕 三好CC 147
+4 25 宮川 勝己@ グリーンランドリゾートGC 148
+4 日南住 太作 ザ・クラシックGC 148
+4 稲森 佑貴 五洋HD 148
+4 宮本 光剛@ 勝山御所CC 148

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第十五回)

◇第15回大会優勝 秋吉翔太(ホームテック)◇

第15回大会優勝 秋吉翔太プロ秋吉 逆転初V
ショット、パッティングかみ合い9バーディー

若手有望株の秋吉が悲願の初優勝を果たした。通算10アンダーで迎えた18番。バーディー奪取なら長男の湊斗君が見守る前でガッツポーズを決める予定だったが、2メートル53センチを外しパーで終え喜びを内に秘めた。それでもホールアウト後、長男を抱きかかえ握手で勝利の喜びを分かちあい、1歳の”天使”を前に笑顔が止まらなかった。首位と1打差から出て9バーディー、2ボギーの逆転優勝。「子供の前で優勝でき、親として良かった。ツアーも息子の前で優勝できればと思います」と笑った。
門司GCでプレーした第2日はロングホールで3ボギーをたたき「ノーボギーで回ろう」と意識して臨んだ最終日だった。スタートから「前半からいい勝負で優勝争いにからみたい」と集中力を高めた。1番からの4連続バーディーを含む6バーディー、ノーボギーで前半を折り返し。「このまま崩れなければ」と発進した後半も幸先よく10、11番でバーディーを奪い「いい感じで行けると思った」と優勝を確信した。
勢いがある。昨季ツアーは、予選会から出場権を得たダンロップ・スリクソン福島オープンで6位タイ、日本オープンで最終日に5連続バーディーを奪い自己ベストの4位タイに食い込んだ。賞金ランク43位となり初シードを獲得した。実は門司GCは「せまくて難しい。好きじゃないがいいスコアで回れたので好きになった」という。難コース攻略も成長の証だった。初Vを自信にツアー初優勝も見据えた。

◆秋吉翔太(あきよし・しょうた)1990年 (平2) 7月22日、熊本市生まれ。ゴルフは父の影響で10歳から始める。鹿児島・樟南高卒。09年プロ転向。九州サーキットは昨年の鹿児島オープン、宮崎オープンでも優勝。得意のドライバーの平均飛距離は約290ヤード。 175センチ、85キロ。 血液型O。

◇第15回ベストアマチュア 横田竜成(フェニックスGA)◇

◇第15回ベストアマチュア  横田竜成(フェニックスGA)◇ 今年のプロテストを受験する横田が5バーディー、3ボギーの70で通算1アンダーとし初のベストアマを獲得した。18番、ピン右奥から約13メートルのフックラインを沈めてバーディー。並んでいた和田に土壇場で1打差をつけそのまま逃げ切った。ホールアウト後、和田から「おめでとう」と声をかけられ喜びに浸った。
「ずっと耐えるゴルフだった」という。だが苦労を重ねてきたタフな精神力で乗り切った。東北高校を卒業後、東北福祉大に進学したが1年でやめて米国にゴルフ留学した。だがそこでヘルニアになり、わずか3カ月で帰国。昨年4~9月はリハビリに専念した。生まれは宮城・仙台市だが、現在はゴルフ上達のため縁もゆかりもない宮崎のゴルフアカデミーに通う。
目指すプロはジョーダン・スピース。「特長があり自分の信念を曲げない。小技もうまい」と尊敬するプロのような飛躍を目指す。

〇猛チャージ 時松2位浮上
昨季賞金ランクで出場選手中最上位11位の時松は、最終日の猛チャージで2位タイに浮上した。首位と4打差でスタートした最終日。「いいフィーリングでポロポロと入った」。課題だったパッティングの調子を戻し1イーグル、5バーディー、ノーボギーの65で通算7アンダーとした。いい流れで今季のツアー3勝目を狙う。

〇12年大会覇者で2位タイの北村
3日間、こんなもんかな。特に悪くもなく良くもなかったです。最近、九州でいい成績が残せているので、これをツアーに持って行ければいいですね。

〇井戸木鴻樹ベストシニア賞
56歳の井戸木が今大会から新設されたシニア賞に輝いた。最終日を終え「よくをいえばパッティングが入れば」と課題を口にした。
だが「内容的にやりたいことができている」と、ベテランの技で4バーディー、3ボギー。通算2アンダーで10位タイに入り、シニアツアーの開幕へ順調な仕上がりを見せた。

〇日本ミッドアマ、日本アマ、日本シニアの史上初3冠を達成している
セカンドアマの和田博

今日は3番のダブルボギーなど攻めあぐねた。バーディーを狙った18番も3メートル半がショートし痛かった。ベストアマのタイトルが欲しかったですが、日本シニアで連覇を狙います。

第十五回北九州オープンゴルフトーナメントの記録
(門司ゴルフ倶楽部・九州ゴルフ倶楽部八幡コース)

スコア 順位 選手名 所属 通算打数
-10 1 秋吉 翔太 ホームテック 206
-7 2 時松 隆光 筑柴ヶ丘GC 209
-7 北村 晃一 ミッションバレーGC 209
-6 4 池村 寛世 フリー 210
-5 5 広田 悟 トーシン 211
-4 6 貞方 章男 アイダ設計 212
-4 Juvic Pagunsan JOYX 212
-3 8 重永 亜斗夢 ホームテック 213
-3 竹安 俊也 COZY 213
-2 10 小林 正則 フリー 214
-2 大堀 裕次郎 フリー 214
-2 井戸木 鴻樹※ 小野東洋GC 214
-2 中道 洋平 福岡雷山GC 214
-2 香妻 陣一朗 フリー 214
-2 成冨 晃広 シンセイテクノス 214
-2 山下 英治 フリー 214
-2 吉永 福未 フリー 214
-2 出水田 大二郎 TOSS 214
-2 杉本 エリック 加賀電子 214
-2 永野 竜太郎 フリー 214
-1 21 吉永 智一 TKUテレビ熊本 215
-1 冨永 大誠 フリー 215
-1 横田 竜成@ フェニックスGA 215
-1 桜井 省吾 クリスタルホーム 215
-1 日髙 将史 フリー 215
-1 仲村 譲二 フリー 215
-1 小鯛 竜也 フリー 215
0 28 和田 博@※ 袖ヶ浦CC 216
+4 37 豊島 豊@ 東千葉CC 220

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第十四回)

◇第14回大会優勝 白潟英純(九州GC八幡)◇

第14回大会優勝 白潟英純プロ 昨年からシニアツアーに参戦する50歳のベテラン白潟英純(九州八幡)が、08年の若松開催以来2度目の優勝を飾った。最終日は雷雨悪天候の中止で1日競技となり6アンダーで優勝。6日開幕のトヨタカップ(ザ・クラシック)をはじめ今後のシニアツアーへ弾みとなった。
九州ゴルフ界の”レジェンド”白潟がシニア初Vを決めた。最終組のスタートに合わせ山口・下関市の自宅を出る予定だった。だが出発前、後輩からメールで大会中止による優勝を知らされた。
本人は1日競技に「ラッキーでした」と振り返ったが初日に見せた実力の結果だった。「ショットが好調でバーディーチャンスが何度もあった」。正確なアイアンショットを武器に13番ロングのチップインバーディーや3連続バーディーなどツアーシード選手も顔負けの技を駆使した。
昨年9月に50歳となり「ラウンド後に背中が張ることもある」と、若いころのようなプレーができない現実とも向きあってきた。かつて練習場で400球近く打っていた量を150球程度に減らし、その分、正確さを心がけた。体のケアにも気を使いジムにも通うようになった。
昨年はコマツオープンでデビューしKBCシニアで2位に輝くなどシニア大会7戦に出場した。今季のシニアツアーの出場大会は未定だがトヨタカップも控え「優勝で流れが良くなっていくので今大会の優勝は弾みになる」。プロ26年目ながらまだまだ第一線で活躍する。

◆白潟英純(しらかた・ひでずみ)1966年(昭41)9月6日、北九州市八幡東区生まれ。ゴルフは中3から始める。八幡南高を経て九産大卒業。92年にプロ転向し96年インドオープン、00年NST新潟オープン優勝。172センチ、77キロ。家族は夫人と1男1女。血液型A。

◇第14回ベストアマチュア◇
青木尉(鹿児島国際)、林田卓也(若宮)、芹澤慈眼(久住高原)

◇第14回ベストアマチュア◇ 青木尉(鹿児島国際)、林田卓也(若宮)、芹澤慈眼(久住高原) 秀岳館高3年の芹澤と同2年の青木尉(じょう、16=鹿児島国際)、福岡・沖学園高3年の林田卓也(17=若宮)の3人が2アンダーでベストアマに輝いた。芹澤は2年連続、青木と林田は初のタイトル奪取となった。
他の2人も今後が楽しみなジュニアだ。林田は今年に入り、昨季の賞金王、池田勇太も通う福岡市のトレーニング施設で体幹などを鍛え力をつけてきた。九州ジュニア優勝や日本アマ出場などを狙う青木は鹿児島出身ながらゴルフの練習環境が整う秀岳館に進学し、大会初出場で結果を出した。青木は「(最終日の)中止は残念ですがベストアマはうれしいです。今後もたくさん試合があるので上位を目指し頑張っていきたいです」と力強かった。

〇ノーボギー手応え 稲森裕貴 2位タイ
昨季賞金ランク26位の稲森は2位タイに前を向いた。第1日のロングホールのバーディー0を悔いたが「ノーボギーでバーディーが5つ取れたのは良かった」と手応え。今後はトヨタカップを経て国内ツアー開幕の東建ホームメイトカップに臨む予定で「まずはツアーで1勝し昨年より賞金ランクを上げたい」と意気込んだ。

〇パッティング収穫 重永亜斗夢 2位タイ
昨季賞金ランク40位の重永は、東建ホームメイトカップでのツアー初優勝を目指す。開幕戦を控え「東建で優勝したい。早く1勝したい」と気合十分。1日競技となったが「調子は悪い中(第1日を)アンダーパー(6アンダー、1ボギーの67)で回れたのは良かった。パッティングはいいのでショットを少し修正できれば」と収穫を口にした。

第十四回北九州オープンゴルフトーナメントの記録(小倉カンツリー倶楽部)

スコア 順位 選手名 所属 通算打数
-6 1 白潟 英純 九州GC八幡 66
-5 2 稲森 佑貴 グリーンゴルフ練習場 67
-5 2 重永 亜斗夢 ホームテック 67
-5 2 冨永 大誠 フリー 67
-5 2 増田 伸洋 ドーム 67
-4 6 小浦 和也 フリー 68
-4 6 宮本 勝昌 ハートンホテル 68
-4 6 広田 悟 トーシン 68
-3 9 金 度勲 JDX 69
-3 9 高山 忠洋 スターツ 69
-3 9 山本 隆允 福岡雷山GC 69
-3 9 岩田 寛 フリー 69
-3 9 片岡 大育 Kochi黒潮CC 69
-3 9 野上 貴夫 DTC 69
-3 9 日高 将史 フリー 69
-2 ベストアマチュア 青木 尉@ 鹿児島国際GC 70
-2 ベストアマチュア 林田 卓也@ 若宮GC 70
-2 ベストアマチュア 芹澤 慈眼@ 久住高原GC 70

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第十三回)

◇第13回大会優勝 薗田峻輔(フリー)◇

第13回 優勝 薗田峻輔プロ 薗田が成長ぶりを見せつけた。初日にコースレコード62をたたき出す10アンダーと爆発して迎えた最終日。後半は一時、2位の宮里に並ばれたが勢いが違った。
「15番(パー3)ティーグラウンドのスコアボードで並ばれたことを知り、気合が入りました」と燃えた。集中力を切らさずに臨んだ17番パー4は、狭くリスキーなホール攻略に確実性を求めて3番アイアンを選択しバーディー奪取だ。ここで「バーディーで気持ちが楽になった」という。通算12アンダーに突き放し、大会初優勝を確信した。
若松ゴルフ倶楽部は「プロになる前の日本アマで惨敗し、4年前にも惨敗した」と、実は苦手なイメージがあった。だが「強みのドライバーのトータルドライビング(ドライバー飛距離とフェアウエーキープ率をポイント換算した順位)を上げればショットが安定する。バランスにつながりパーオン率も上がる」と、飛躍を誓ったオフに猛練習。得意のドライバーを中心に振り込んだ成果が出た。「安定性が上がったからこそ、今日のアンダーパーにつながった」。自信を持ち、今大会に臨んでいた。
今季はレギュラーツアーの通算3勝目はもちろん、年間3勝を目指している。「今年は3勝したい。応援してくれるスポンサーのみなさんからも3勝、3勝と言われていまして。優勝は自信につながる数字が出せてシーズンへ向けて最高です」。開幕戦へ大きな弾みをつけた。

◇第13回大会ベストアマチュア 芹澤慈眼(久住高原GC)◇

第13回 ベストアマチュア 芹澤慈眼選手 初日3アンダー発進の芹沢は「ベストアマを取りたいと思いの臨んだ」と最終日も勢いがあった。「長いパッティングが残らず入ってくれた」。好調なパッティングを武器に攻め、プロを含む総合でも10位タイに食い込んだ。 前半は3、4番の2連続など3バーディー、1ボギーとスコアを伸ばした。後半は18番パー5でベストアマへの力みからティーショットを右に曲げるOBもあったが「普通に回ればベストアマは取れる」との信念で2バーディー、2ボギーにしのいでみせた。 「ツアーにめっちゃ出たいです」と高い意志を持つ。昨夏初めて出場し、結果が残せなかった国内男子ツアー、KBCオーガスタへのリベンジに燃えている。

第13回 準優勝 宮里優作プロ○宮里優作「手応えの2位」
宮里優作は一時首位に並ぶ健闘を見せたが、1打差2位に終わった。イーグルパットを決めれば通算12アンダーで並びプレーオフに持ち込めた18番パー5。「入ったと思った」という好感触で5メートルのスライスラインを攻略したが、カップになめられた。それでも「2連続ボギースタートからよく立て直せた。最後までうまくつなげられた」と前向きだった。

○3位タイ<7バーディー、2ボギー67で追い上げた3位タイ福永>
10番パー4でカラーから10メートルのバーディーパットが決まり、いいリズムで打てるようになった。前半はパッティングが入らなかったが、タッチが合いだした後半はおもしろいように入った。距離感を大事にして回りました。

○3位タイ<首位に3打及ばず3位タイの14年国内男子ツアー賞金王の小田孔明>
18番はピン奥につけたイーグルパットをボール1個分外した。後半は風が読みづらく、パッティングも入らなかった。パッティングでよくなめられましたね。

第十三回北九州オープンゴルフトーナメントの記録(若松ゴルフ倶楽部)

スコア 順位 選手名 所属 通算打数
-12 1 薗田 峻輔 フリー 132
-11 2 宮里 優作 フリー 133
-9 3 福永 光伸 UMKテレビ宮崎 135
小田 孔明 プレナス 135
-8 5 金 度勲 JDX 136
-7 6 高山 忠洋 スターツ 137
稲森 佑貴 グリーンゴルフ練習場 137
重永 亜斗夢 ホームテック 137
-6 9 狩俣 安志 フリー 138
-5 10 田村 尚之 ダイクレ 139
ベストアマチュア 芹澤 慈眼@ 久住高原GC 139
-4 セカンドアマチュア 出利葉 太一郎@ 筑紫ヶ丘GC 140
-2 サードアマチュア 清水 大成@ 大博多CC 142

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第十二回)

◇第12回大会優勝 日下部幸之助(福岡セヴンヒルズGC)◇

第12回 優勝 日下部幸之助プロ○激闘4ホール目
00年プロ転向の苦労人、日下部がPO4ホールの死闘を制し初優勝を果たした。互いに譲らず4ホール目に突入した18番パー4で決めた。2打目をバンカーに打ち込みパーとした竹谷に対し、ピン1メートルのバーディーチャンスをきっちり沈めてみせた。優勝の瞬間、「信じられなかった」と実感がわかなかったが、プロ仲間の握手攻めにあい「勝ったんだな~」と、じわじわと笑みがこぼれた。
首位と1打差スタートした最終日は安定していた。1番パー4で12メートルのスライスラインを読み切りバーディー発進。波に乗った。5バーディー、2ボギーでスコアを3打伸ばし執念でPOに持ち込んだ。03年の九州オープンではPOの末に敗れた苦い経験がある。だが「自分のスイングができていたので」と、42歳のベテランは自分を信じ最後まで集中力を切らさなかった。

◇第12回大会ベストアマチュア 吉田良彌(シェークスピアCC札幌)◇

第12回 ベストアマチュア 吉田良彌選手○高2吉田ベストアマ「マキロイみたいに」
吉田が5バーディー、2ボギーの69で通算イーブンパーとし初のベストアマに輝いた。前半を1ボギーで折り返したが「勉強しているメンタルが効いた」と、後半リズムを取り戻した。15番パー4で15ヤード、18番パー4で10ヤードのチップインを含む5バーディーを奪う大健闘。「自分のゾーンに入るとリズムをつかみ、いいスコアが出るんです」と声を弾ませた。

第12回 準優勝 竹谷佳孝プロ○竹谷「精いっぱい」
竹谷は18番パー4で行われたPO4ホール目で力尽きた。2打目をシャンクしバンカーに入れる痛恨のミス。寄せてパーにするのがやっとだった。「精いっぱいやったけど、パッティングのラインが読みきれなかった」とガックリ。それでも5バーディー、1ボギーでPOに持ち込んだ。昨年、日本ツアー選手権森ビル杯でツアー初Vを遂げた意地は見せた。

○孔明7位も前向き
首位と4打差スタートの昨季国内男子ツアー賞金王、小田孔明は7位に終わった。1番パー4でいきなりボギーをたたきつまずいた。その後、4バーディー、ノーボギーと意地を見せるも逆転Vに届かなかった。だが「ショットは申し分ない」と前向き。「あとはグリーン周りとパッティング」と課題にも触れ、ツアー開幕を見すえた。

○尾家清孝・大会委員長(56)
あいにくの天候でしたが、思いの外、雨が降らず幸運でした。春先のゴルフトーナメントで、グリーンを仕上げるコース側(九州GC八幡コース)にとっては大変な負担だったと思う。そんな中、頑張っていただいた。大会を通じ、選手もコース側も、いろいろと進化していただけたらと思います。スポーツを通じ、北九州の人が「人の和」という共通の思い出を持つことは大変意義あることだと思います。(国内男子ツアーの)シード選手もいい刺激を与えてくれます。

第十二回北九州オープンゴルフトーナメントの記録(九州ゴルフ倶楽部八幡コース)

スコア 順位 選手名 所属 通算打数
-8 1 日下部 幸之助 福岡セヴンヒルズGC 136
-8 2 竹谷 佳孝 エー・エム・エス 136
-7 3 上井 邦裕 三好CC 137
山本 隆允 福岡雷山GC 137
-6 5 日高 将史 フリー 138
石川 裕貴 フリー 138
-5 7 小田 孔明 フリー 139
-4 8 永野 竜太郎 フリー 140
谷原 秀人 国際スポーツ振興協会 140
丸山 大輔 アイテック 140
11 -3 川村 昌弘 マクロミル 141
池田 力 フリー 141
星野 英正 フリー 141
野上 貴夫 クイックウォッシュ 141
吉永 福未 プラスセブン 141
0 ベストアマ 吉田 良彌@ シェークスピアCC札幌 144
+2 セカンドアマ 小林 忍@ 西戸崎シーサイドCC 147
+4 サードアマ 安部 寛章@ ザ・クラシックGC 148

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第十一回)

◇第11回大会優勝 宮里聖志(37=フリー)◇

第11回 優勝 宮里聖志プロ シード復活への執念が表れていた。宮里聖は最終日も勢いのままだった。2位に2打差の8アンダーでスタートしたこの日。スコアが伸びない悪天候の条件にも気迫が違った。ボギーが先行した前半を終え、2位の白潟に5アンダーで並ばれたが、「うまく修正できた」と後半は4バーディー、ノーボギーで突き放した。2位に6打差の圧勝。ホールアウト後に握手攻めにあうと、自然に笑みがこぼれた。クラブハウスで待ち受けた弟優作を見つけると、感激のあまりハイタッチで喜びを分かち合った。
9アンダーでの北九州オープン初優勝。「プロアマも優勝し、運よくコースレコード(初日の64)が出せ、本戦も勝てて完全制覇。大変うれしく思います」と声もはずむ。優作も「ナイスプレー。去年、良くなかったので気合が入っていたんでしょう。(東建ホームメイト杯に)いい感じで臨めるでしょう」と兄の奮闘をたたえた。
昨年、05年から9年間保有したツアーシード権を失っただけに、今年は期すものがある。ツアー参戦はマンデー予選、チャレンジトーナメント突破と限られるが、まずは推薦で挑戦権を得ている今月下旬の東建ホームメイト杯、つるやオープンに全力を注ぐ。「(北九州オープの)歴代優勝者の名に恥じぬよう優勝を弾みにして1年間精進し、結果を残したい」と気合を込めた。「名門宮里ファミリー」の長男として、負けるわけにはいかない。

◇第11回大会ベストアマチュア 坂本隆一(16=大分・宇佐高)◇

第11回 ベストアマチュア 坂本隆一選手 大分・宇佐高2年の坂本隆一(16=顔写真)が「元同級生対決」を制し、ベストアマに輝いた。17番パー4のバーディーで追いつき、通算イーブンパーでプレーオフに突入。1番パー4の一発で勝利を決めた。葛城史馬(16)がティーショットを右の林に打ち込み3オン3パットのダブルボギーだったのに対し、きっちり2㍍を沈めてパーでまとめた。
ライバルに競り勝ち喜びはひとしおだ。小3から同じ練習場で切磋琢磨(せっさたくま)してきた葛城は、現在も同じ高校に通う良きライバル。1年時は同じクラスだった。しかも今年は3月の東急大分オープンで敗れるなど4連敗中。なんとか屈辱を晴らしたかった。執念が実り「ずっと悔しかった。小学校からのライバルにプレーオフで勝ててうれしい」と声を弾ませた。
次なる目標は九州アマの優秀だ。「九州アマで勝ちたい。それまで精進していきます」。昨年21位に沈んだリベンジに燃えている。

第十一回北九州オープンゴルフトーナメントの記録(門司ゴルフ倶楽部)

スコア 順位 選手名 所属 通算打数
-9 1 宮里 聖志 フリー 135
-3 2 白潟 英純 九州GC八幡 141
-2 3 甲斐 慎太郎 フリー 142
藤島 征次 フリー 142
福永 光伸 UMKテレビ宮崎 142
-1 6 津曲 泰弦 千葉夷隅GC 143
0 7 坂本 隆一@ 中津CC 144
葛城 史馬@ 中津CC 144
薗田 峻輔 フリー 144
小平 智 フリー 144
時松 隆光 筑紫ヶ丘GC 144
1 12 井手口 正一 フリー 145
和田 章太郎 日本経済大学 145
永野 竜太郎 フリー 145

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第十回)

◇第十回大会優勝 石川裕貴(29=フリー)◇

第10回 優勝 石川裕貴プロ 歓喜のプロ初Vだった。石川が上井と4アンダー68で並んで突入した16番パー3でのプレーオフ。1度目はパーでともに譲らずも、2度目に劇的な幕切れが待っていた。石川はワンオンした2段グリーンの下から上りの12メートルフックラインを沈めてバーディー。ギャラリーがどよめく中、派手なガッツポーズを決めて喜びを爆発させた。「自信になった。優勝をきっかけにしたい。今まで支えてくれた方々に恩返しができて良かった」と声をはずませた。
得意のパッティングのたまものだった。この日の1イーグル、3バーディー、1ボギーの好スコアに直結した。圧巻は18番パー4のバーディー。ティーショットをミスして3オン。ボギーをたたけば先にホールアウトした上井に優勝をさらわれる。だがそんな緊迫した状況にも「冷静だった」と7メートルのフックラインを読み切ってピンチを脱した。神がかりな快進撃だった。
日大卒業後、23歳でプロ転向もツアーシードに縁がなく、QTの挑戦続きで泣かず飛ばず。獲得賞金は通算900万円しかない。QTで落選する度に「ゴルフをやめてしまいたい」と追い込まれたことも数知れない。それでも地元鳥取で資金援助してくれるスポンサーや温かく見守ってくれる家族のために、勝負をかけた。1日競技とはいえ、ツアーシード選手に競り勝った意味は大きい。今後の飛躍の糧になったはずだ。

◇第十回大会ベストアマチュア 寺西明(47=白鷺GC)◇

第10回 ベストアマチュア 寺西明選手 寺西がベストアマに輝いた。過去日刊アマ関西大会優勝や、昨年の日本ミッドアマチュア選手権3位の実力者。最低気温6度、風雨の悪天候もなんのその。大会初参加ながら貫録を見せた。セカンドアマに4打差をつけてのベストアマに「アマチュア道を頑張っていきたい」と笑みを見せた。
スタートの1番パー4でボギー発進も「耐えるしかなかった」と根気強くプレー。4番と7、8番で連続バーディーを奪い波に乗った。1アンダーで迎えた後半も10、11番で連続バーディー。2ボギーをたたいたが、結果1アンダーで栄冠を手にした。181センチ、97キロの巨漢。短いコースで放つ豪快なショットも威力を発揮した。経験豊富だが「4年前、小倉での日本ミッドアマで悔しい思いをした」という。小倉CCの難コースへのリベンジの思いもあった。

第十回北九州オープンゴルフトーナメントの記録(小倉カンツリー倶楽部)

スコア 順 位 選手名 所 属 通算打数
-4 1 石川 裕貴 フリー 68
-4 2 上井 邦浩 三好CC 68
-2 3 丸山 大輔 アイテック 70
-1 4 福谷 直永 岩本医院 71
髙橋 勝成 I.T.O.JAPAN.&.CO. 71
長谷 和宏 麻生飯塚GC 71
★寺西 明 白鷺GC 71
小田 孔明 フリー 71
白潟 英純 九州GC八幡 71
松本 哲也 リージャスクレストGC 71
北島 泰介 フリー 71
佐藤 和夫 徳川 71
0 13 谷原 秀人 フリー 72
池田 力 フリー 72
吉永 智一 フリー 72
佐藤 啓 ジャンボゴルフセンター 72
奈木野 亮輔 西日本CC 72
宮里 聖志 大和地所 72
山下 勇一朗 かごしま空港36CC 72
3 34 ★荒川 英二 福岡雷山GC 75
★田村 尚之 呉CC 75

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第九回)

◇第九回大会優勝 北村晃一(27=ミッションバレーGC)◇

第9回 優勝 北村晃一プロ プロ4年目の北村が5度目の挑戦で悲願を成し遂げた。最後まで優勝を争った練習仲間の最終組の小田孔明を気遣い、ガッツポーズもなくホールアウトしたが、見守った弁護士としてテレビ等でも活躍する父、北村晴男弁護士とガッチリ握手。複数日開催の大会はプロ転向依頼初V、思わずほおが緩んだ。
最終日は並々ならぬ気迫で臨んだ。4年前から一緒に合宿する仲の尊敬する小田孔明との夢にまで見た優勝争い。晴男弁護士によると前日「小田さんに勝つのが夢。絶対勝ちたい」と闘志を燃やしていたという。熱意は結果に結びついた。好調なパッティングを武器にスコアをまとめ、2バーディ、1ボギーでフィニッシュ。18番はティショットが危うくOBになりかけたが、木に当たりOBを免れ、パーでまとめた。
ここまで順調だったわけではない。神奈川桐光学園時代、野球で夏の甲子園出場経験がある。身体能力には自信があった。「早くうまくなると思っていた」と飛び込んだプロの世界だったが、鳴かず飛ばず。それでも高校野球で鍛われたタフな精神力と負けん気の強さで挫折を克服した。シード選手が20人近く参加する大会での優勝。ゴルフ界に新たな若手有望株が誕生した。

◆北村晃一(きたむらこういち)1985年(昭60)1月2日、神奈川県生まれ。桐光学園、中央大学法学部卒。ゴルフは22歳で始める。09年プロ転向。得意クラブはパター。
170センチ 72キロ。B型。

◇第九回大会ベストアマチュア 木下康平(17=熊本城南)◇

第9回 ベストアマチュア 木下康平選手 ジュニア界にまた期待の新星が現れた。高3の木下が九州のトップアマを迎えベストアマに輝いた。最終日は2オーバーも終わってみればセカンドアマに4打差をつけてホールアウト。初出場の栄冠に「自信になりました。流れが良くなってきました」と笑みを見せた。今年は3月のJGAジュニア大会「石川遼カップ」で優勝、中国で開催されたアジア大会でも2位となり好調を維持。今年1月、合宿地のグアムで面識のあるソフトバンク秋山監督と会う機会があり、集中することの大切さを直接指導された。今後は日本ジュニアのタイトルを目指す。

◆木下康平(きのしたこうへい)1995年(平7)2月28日、熊本市合志市生まれ。父の影響で3歳からゴルフを始める。得意クラブはサンドウェッジ。平均飛距離は約260Y。目標はローリー・マキロイ。173センチ 68キロ。A型。

第九回北九州オープンゴルフトーナメントの記録(若松ゴルフ倶楽部)

スコア 順 位 選手名 所 属 通算打数
-2 1 北村 晃一 ミッションバレーGC 142
0 2 野上 貴夫 フリー 144
S・K・ホ goldia 144
高山 忠洋 法仙坊GC 144
小田 孔明 フリー 144
1 6 菅谷 拓 クレイジー 145
米倉 健太郎 フリー 145
上井 邦浩 三好CC 145
2 9 小田 龍一 Misumi 146
3 10 ★木下 康平 熊本城南CC 147
7 28 ★辻田 昭吾 くまもと中央CC 151
★和田 章太郎 筑紫ヶ丘GC 151
8 35 ★柴田 求仁貴 皐月GC 152
★荒川 英二 福岡雷山GC 152

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第八回)

◇第八回大会優勝 丸山大輔◇

第8回 優勝 丸山 大輔プロ 震災復興のために、がむしゃらだった。初日3アンダー69の首位でスタートした最終日も、集中力は途切れなかった。スコアを2つ伸ばして前半を折り返すと勢いはさらに加速。最終的に8アンダーまでスコアを伸ばして通算136でホールアウト。2位に5打差をつける圧勝だった。
被災者を思いやり、派手なパフォーマンスはない。ただ早期復興を願うばかりだった。大会前に「優勝して賞金全額寄付する」いう誓いを立てた。「今大会は絶対頑張ろうと思っていた。優勝できて本当に良かった」。優勝で得た賞金100万円を被災地に届けることがかない、胸をなでおろした。
丸山も千葉で被災した。液状化現象に襲われた浦安市の自宅マンションは断水が続き、妻真矢さんもいまだ実家の京都に帰省している。14日に開幕する東建ホームメイトカップでも発奮するつもりだ。昨年はプレーオフの末、小田孔明に敗れて苦い思いをした。「悔しかったですね。今年は賞金ランキング15位が目標。北九州オープンの優勝は励みになる」。リベンジはもちろん、プレーで日本を元気にしてみせる。

◇第八回大会ベストアマチュア 小林丈大◇

第8回 ベストアマチュア 小林丈大選手 ホームコースを知り尽くす小林がプレーオフで勝負強さを発揮した。ホールアウト後に成松と4オーバーの同スコアでプレーオフに突入することを知ると、がぜん奮い立った。舞台は9番パー4。1発で勝負を決めた。北九州オープンでは08年の5回大会で九州トップアマの大倉をプレーオフで撃破して以来、2度目となった。「小さいころからラウンドしているコースでのベストアマをうれしく思います」と声を弾ませた。
東日本大震災時、オーストラリアのゴルフ合宿中で震災を免れた。だが、東福祉大の寮は部屋のドアが開かないほどの被害を受けた。情報を得るにつれ、人ごとではないと感じたという。帰国後、仙台市には戻っておらず不安も抱えるが「東北代表」として負けるわけにはいかなかった。
「まだ練習できる環境ではないと思いますが、ボランティアなどもしてできることをしたい。少しでも力になりたい」。今年目標とする日本アマ、日本学生は上位入賞も必ず果たしてみせる。

第八回北九州オープンゴルフトーナメントの記録(九州ゴルフ倶楽部八幡コース)

スコア 順 位 選手名 所 属 通算打数
-8 1 丸山 大輔 アイ・テック 136
-3 2 白潟 英純 九州八幡 141
-2 3 広田 悟 トーシン 142
S・K・ホ フリー 142
日下部 幸之助 福岡セヴンヒルズ 142
小田 龍一 misumi 142
-1 7 佐藤 祐樹 熊本空港 143
日高 将史 いちうけゴルフ 143
横尾 要 EH 143
宮里 優作 フリー 143
上井 邦浩 三好 143
0 岩田 寛 フリー 144
4 12 ★小林 丈大 九州八幡 148
30 ★成松 亮介 JGA 148
5 37 ★野上 英司 ミッションバレー 149

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第七回)

◇第七回大会 小田龍一◇

第7回 優勝 小田龍一プロ初日から好調のバッティングが最終日もさえた。初日は3パットがなく、長い距離も決めるなど手応えを感じていたが、この日も安定していた。勝因について「11番で長いパーッパトを決めたのが大きかった」11番パー4で下りからのスライスラインを読み切り、6メートルを沈めて波に乗った。その後もリズムを崩すことなく、15番パー4で単独首位に立つと、そのままの勢いで初優勝をつかみとった。
昨年、日本オープンで石川遼との死闘を制し、メジャー初優勝を果たした。その自身がプレーに表れている。「オフに特別な練習などしていない」というが「日本オープン後、まだまだですが自分のスイングができるようになってきた。結果を求めず、自分のゴルフをするよう心がけるだけです」と意気込んだ。今季開幕戦の東健カップに弾みをつける1勝となった。

◇第七回ベストアマチュア 時松源蔵◇

第7回 ベストアマチュア 時松源蔵選手 アマチュアの部では高校2年生の時松源蔵が制した。最終日はアマトップと2打差でスタートしたが「スイング修正が実った」と話したショットが良く、見事逆転でのベストアマ獲得に成功した。大会前、5歳から指導を受けるトップアマの篠塚武久氏に「うち急ぐな」とアドバイスされた。初のベストアマチュアに「気をつけたのが良かったと思います」と振り返った。目標は石川遼だ。06年にカシオワールドの練習ラウンドで一緒に回り勉強になったという。3月には栃木で開催された石川遼カップで優勝し、直接表彰状を手渡された。「(石川遼と)一緒にプレーする舞台にいきたい」夢の実現への大きな一歩を踏み出した。

第七回北九州オープンゴルフトーナメントの記録(小倉カンツリー倶楽部)

スコア 順 位 選手名 所 属 通算打数
-8 1 小田 龍一 Misumi 136
-6 仲西 盛弘 玉名CC 138
-5 2 S・K・ホ フリー 139
-4 4 岩田 寛 フリー 140
-4 津曲 泰弦 千葉夷隅GC 140
-3 6 友利 勝良 サニクリーン 141
-3 7 宮里 聖志 大和地所 141
-3 池田 力 フリー 141
-3 9 宮里 優作 フリー 141
-3 伊東 長明 HEIWA 141
-3 佐野木 昌祐 ハウステンボスCC 141
1 ベストアマ ★時松 源蔵 筑紫ヶ丘CC 145
3 セカンドアマ ★坪井 卓哉 大博多CC 147
5 サードアマ ★荒川 英二 鷹羽ロイヤルCC 149
5 サードアマ ★嘉数 光倫 阿蘇GC 149

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第六回)

◇第六回大会優勝 小田孔明プロ◇

第6回 優勝 小田孔明プロ 15番を終えて首位に3人(小田・久保谷・白潟)が並ぶ混戦。「ここからが勝負だと思った」。16番で6メートルを決めてバーディ。そして17番では7メートルを沈めた。「あれで勝ったと思った」。初日の晴れの天候から一転、最終日は雨だった。「天気は全く気にならなかった。ショットも切れていたしね」。初日3アンダーも、最終日は6バーディでボギーなし。「特に修正したいところはなかった。追いかける展開だったし、スコアを伸ばしていくしかないとおもった」。天候が変わっても、小田は自分のスイングを信じた。
大きな目標がある。表彰式のスピーチで、はっきりこう言った。「この大会は5位が最高だったので、ぼちぼちやろうかと思って参加しましたが、優勝できた。先輩方もおられる前で”あれ”ですが、今年は賞金王、いけるんじゃないかとも思っています」。少しハニカミながらも堂々の宣言だ。昨年ツアー初優勝を経験した。「春先からツアー1勝したい。常に賞金王を狙える位置にいたい」。大きな飛躍を誓うシーズン。地元福岡での「1勝目」を弾みにする。

◇第六回ベストアマチュア 中里光之介◇

ベストアマチュア 中里光之介選手 アマチュアでは石川遼の高校の後輩、中里がベストアマチュアを手にした。通算3オーバーでホールアウトした時は3打差されていたが、首位が崩れてのベストアマ獲得。「トップと3打差だったので、もう優勝はないと思ってお風呂に入っていたけれど、あがったら優勝が決まっていた」。杉並高校1年で、まだまだあどけなさが残る笑みがうれしさを表している。「東京からきたし、絶対優勝しないといけないと思っていた」。ツアープロとの2日間のラウンド。雨の中、5バーディ、4ボギーと出入りの激しいゴルフだが「いっぱい勉強になった」。一年上には目標とする石川遼がいる。「意識する先輩だし、僕もああなりたい」と身近にいる偉大な先輩に追いつけ追い越せで努力した結果が、この日の初Vにつながった。

第六回北九州オープンゴルフトーナメントの記録(門司ゴルフ倶楽部)

スコア 順 位 選手名 所 属 通算打数
-9 1 小田 孔明 フリー 135
-7 2 久保谷 健一 フリー 137
白潟 英純 セントラルパークGC 137
-6 4 井戸木 鴻樹 小野東洋GC 138
広田 悟 トーシン 138
-5 6 宮里 聖志 大和地所 139
佐藤 浩司 福岡CC 139
-4 8 新留 徹 玉名CC 140
-3 9 S・K・ホ フリー 141
-3 中島 雅生 トミーカンパニー 141
3 ベストアマ ★中里 光之介 ロイヤルスターGC 147
4 セカンドアマ ★牛島 中 ミッションバレーGC 148
4 サードアマ ★野上 英司 ミッションバレーGC 148

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第五回)

◇第五回大会優勝 白潟英純プロ◇

優勝の白潟英純プロ 白潟が通算8アンダーで圧勝。同組の選手たちから握手攻めにあい、満面の笑みを浮かべた。「最高です。優勝は何度してもいいですね。励みになります。今後の競技人生を頑張りたい」と声を弾ませた。コースレコードタイ、5アンダー67の首位で迎えた最終日も果敢に攻めた。1番ミドルでバーディ発進すると勢いは止まらない。6番ロング、9番ミドルでもバーディ。アウトで3つスコアを伸ばすと、インはパープレーでまとめた。「今日はバーディ、ノーボギースタートからリードしていましたが、守りに入らず、逆に攻めていたのが良かった。2日間で1ボギー。1番のバーディで波に乗れましたね」と会心のプレーを振り返った。
今年にかける思いは熱い。去年、シード落ちの屈辱からの復活を目指し、飛距離アップのための技術的な練習を積んできた。16歳からゴルフを始めて、00年にはツアーで1勝を挙げている。シード返り咲きへ、幸先の良い初勝利となった。

◇第五回大会ベストアマチュア 小林丈大◇

ベストアマチュア 小林丈大選手 159センチの18歳が「がちんこ勝負」で九州トップアマを倒した。ベストアマの座をかけたプレーオフ1ホールの18番、小林が約2.5メートル、下りのスライスラインのバーディパットを決めると胸元で右手でガッツポーズ。その後、大倉が2メートルのバーディパットを外して、勝負がついた。初日はアマトップの1アンダー。この日はスコアを2つ落としたがトップの座を守り、九州トップアマと誰もが認める大倉とのプレーオフを倒した。「胸を借りるつもりで挑戦しました」国体出場や九州ジュニアの優勝の経験はあるが、まだ沖学園を卒業したばかり。今年から東北福祉大に進みプロを目指す。「このベストアマを自身にして、これからも頑張っていきます」北九州オープンからまた一人、新星が誕生した。
大倉は敗れたとはいえ、九州トップアマの意地は見せた。初日3打あったビハインドを追いついて決勝まで持ち込んだ。「3打差あるから追いつかないと思ったけど、結果追いついたからね。でも、プレーオフはイメージ通りいけなかった」2連覇ベストアマまであと1歩だった。

第五回北九州オープンゴルフトーナメントの記録(若松ゴルフ倶楽部)

スコア 順 位 選手名 所 属 通算打数
-8 1 白潟 英純 セントラルパークGC 136
-4 2 田中 栄二 ミッションバレーGC 140
-4 甲斐 慎太郎 フリー 140
-3 4 木島 正憲 西日本CC 141
-3 津曲 泰弦 千葉夷隅GC 141
-2 6 上田 諭尉 フリー 142
-1 7 木村 忠昭 木村建設運輸 143
-1 友利 勝良 サニクリーン 143
0 9 宮里 優作 フリー 144
0 龍 けん フリー 144
0 安川 剛志 大和染工 144
0 長谷 和宏 麻生飯塚GC 144
2 ベストアマ ★小林 丈大 九州GC八幡コース 146
2 セカンドアマ ★大倉 清 大博多CC 146
8 サードアマ ★方志 憲二 周防灘CC 152

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第四回)

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第三回)

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第二回)

北九州オープンゴルフトーナメントの記録 (第一回)